バルブメンテナンスの「プロ集団」として
2013年4月 弊社浦和工場は高度なバルブメンテナンスを可能とする為に大幅な人員補強・設備の増強を実施。
新たな商号『NVT VALVE SERVICE 鹿島センター』として、茨城県神栖市に移転しました。
NVT VALVE SERVICEでは、バルブメーカー出身の経験豊富なスタッフによる
各種バルブメンテナンス、改造、自動化等様々なご要求に対応致します。
また40年を超える各バルブメーカー様とのお取引実施の中で生まれたネットワークを最大限に生かし、
お客様にとって最適なご提案をさせていただきます。
- 一般整備
- 定期整備
- 試運転立会
- 診断
- 各種自動化
(アクチュエーター付属の取り付け) - 禁油・禁水処理
- 国内派遣
- 海外派遣
- 製造
- 熟練した技術者が詳しく製品・仕様やご要望をヒアリング。
最適な自動化・加工処理を施します。
- メンテナンス
- ご要望の整備はもちろん、気づきにくい問題点まで綿密にチェックし、改善処理していきます。
- 技術者派遣
- 弊社技術者が国内・海外問わず出向。現地スタッフの方へ、アドバイザーとして技術協力、直接作業にも対応致します。
センター外観
NVTバルブサービス(鹿島センター)の外観になります。
従来よりも高度なバルブメンテナンスを可能にするための様々な設備の増強が施されております。
センター内観
NVTバルブサービス(鹿島センター)の内観になります。
経験豊富なスタッフがお客様の様々なご要望に、迅速かつ正確にお応え致します。
設備リスト
- バルブ検査台
- バルブテスト機器
- クレーン
- 旋盤
- 4tユニック車
- 各種ボール盤
- 他
NVT VALVE SERVICEは、充実した設備と熟練の技術を配備した総合バルブメンテナンスサービスです。
一般設備・定期整備はもちろん、緊急対応まで、お客様のあらゆるご要望にお応え致します。
メタルシートボールバルブ
使用流体が粉体の為、ボールとメタルシートには多くの傷が付いています。
今回の整備で最も重要な工程はボールとシートのラッピング(摺合せ)処理です。
これにより双方の傷を取り表面を滑らかにしてシート漏れ量を規定値内に収めていきます。
今回の本体材質はSCPH2製でしたので清掃後に機械加工面以外の組合せ部に錆止め処理を施します。これは、次回整備時の作業性向上の為に配慮した工夫です。
グラタイトシートボールバルブ
使用流体が粉体の為、ボールとメタルシートには多くの傷が付いています。
シートは特殊樹脂製の為、新品交換になります。ボールは新品シートとの組合せでラッピング(摺合せ)処理しボール表面を磨きなおします。
シート漏れ量が規定値内に収まれば整備完了です。
汚泥高圧圧送用電動ボールバルブ
10年以上ノーメンテナンスで使用されたバルブです。
ボールとステムが固着して簡単に分解できない場合も有り、そんな時にはバーナーで炙り金属の熱膨張と収縮差を用いて分解することも有ります。
ボールの腐食や傷を修正し、シートやガスケットを新品に交換し弁本体を整備します。
耐圧・シート漏れ検査、電動駆動部の作動検査を実施し完成です。
エア駆動部分解整備
スプリングリターン型の分解整備には危険が伴いますので注意が必要です。
カセット内に強力なスプリングが縮まった状態で格納されていて、これを長ボルトを用いて慎重に分解していきます。完全にスプリングが伸びた状態になれば本体部の分解が可能になります。
O-リングやガスケット類を交換し、再びスプリングを慎重に縮めてセットすれば整備完了です。
ガスホルダー用緊急遮断ボールバルブ
緊急停止信号を受け、炭酸ガスボンベによって作動する緊急遮断弁の整備です。
バルブ本体はテフロンシートのスタンダードなバルブです。シートやガスケット・パッキン類の交換をし、耐圧・シート漏れ検査を実施し駆動部を取付けます。
このバルブは通常の計装エアを用いずに炭酸ガスボンベによる作動テストを行い、確実に作動をすることを確認します。
NVT VALVE SERVICEでは、お客様それぞれの業種に合わせた各種自動化(アクチュエーター付属の取り付け)、禁油・禁水処理を行っております。
お客様のご要望に合わせ、短納期でも承っております。
製造事例につきましては現在準備中です。
国内・海外を問わず各種プラントに技術者を派遣し、現場スタッフにメンテナンスを含めた各種指導を行います。
現場スタッフの技術向上はプラントの効率化・ロングライフ化に大いに貢献します。
技術者派遣事例につきましては現在準備中です。